クレジットカードにおける犯罪の手口(番号盗用によるインターネット犯罪)について VOL.3
2回にわたりクレジットカード犯罪における番号盗用の手口をご紹介しましたが、ではどう極小化していくのでしょう。一例は以下となります。
1.会員・利用者啓発の継続
フィッシングやスミッシングは利用者個人攻撃となっているので、利用者に対しての継続的な啓発活動が必要です。単にリテラシーの問題と片づけないで、スマホを使い始める時、授業でパソコンを使い始める時、高齢者の方による地域活動時など様々な場面で直近発生している具体的な事案を分かりやすく説明し続けることで日常生活に潜んでいるネット犯罪に巻き込まれないようにしていただく事が大切です。
2.セキュリティソフトの更新
利用者は、パソコンにインストールしているセキュリティソフトについて状態の確認をしましょう。セキュリティソフトはパソコンを購入した時にインストールしたままになっていないでしょうか。実はセキュリティソフト会社は常にフィッシングサイトのURLや不審な情報を集めています。そして更新作業をするたびに怪しいURLには繋がらないようにしてくれています。インストールして安心しないで常に情報を更新することが大切です。また、OSやソフトウェアについても最新のものに更新することが大切です。
3.情報の収集
カード会社は、例えばフィッシングに関しては現状や対策について総合的に情報を発信しているフィッシング対策協議会や個人向けに情報を発信しているIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)などのHPを参照したりして常に手口の新しい情報を収集することが大切です。これらに基づいて利用者への注意喚起を更新していく必要があります。
3回にわたりクレジットカードの番号盗用によるインターネット犯罪についてご紹介してきました。犯罪者は、様々な手口を考えて不正を行ってきます。今回紹介した手口を理解しておくことで、別の手口に気付くヒントになることがあります。現在、対策として3Dセキュアが広まってきておりますが、その背景となる犯罪者の手口を不正対策に関わる人は、理解しておくことが重要です。
