【ニュース解説】フィッシング件数は減少も油断禁物 「支払い請求」を装う手口が急増

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フィッシング件数は減少も油断禁物 「支払い請求」を装う手口が急増

https://www.antiphishing.jp/report/monthly/202605.html

引用元:フィッシング対策協議会「2026年5月 フィッシング報告状況」

フィッシング対策協議会は、2026年5月のフィッシング報告状況を公表しました。5月のフィッシング報告件数は126,061件となり、前月と比較して減少しました。しかし、攻撃が収束したわけではありません。報告書では、キャッシュレス決済サービスの請求画面へ誘導し、送金を促す手口が多数確認されており、利用者への注意が呼びかけられています。

【注目ポイント】
1. 「未払い」を装うフィッシングが増加
5月は、カード利用料金や税金、社会保険料などの未払いを装ったフィッシングメールが多数確認されました。利用者に不安を与え、支払いを急がせることで偽サイトへ誘導する手口が特徴です。特に住民税や国民年金の納付依頼を装う事例も確認されており、公的機関をかたる手口への警戒が必要です。

2. キャッシュレス決済サービスが悪用されるケースも
報告書では、キャッシュレス決済サービスの請求画面へ誘導し、利用者に送金させる手口が急増したと指摘されています。従来の「認証情報を盗むフィッシング」だけでなく、「利用者自身に送金操作をさせる詐欺」が増えていることは注目すべき変化です。

3. 正規サービスを悪用した誘導が巧妙化
短縮URLサービスやクラウドサービス、正規ドメインを経由してフィッシングサイトへ誘導するケースも確認されています。利用者がURLだけで真偽を判断することが難しくなっており、従来以上に慎重な確認が求められています。

【利用者が注意したいこと】
請求や未納に関する通知を受け取った場合でも、メールやSMS内のリンクから直接アクセスすることは避けましょう。
* 公式アプリや公式サイトから状況を確認する
* 支払い先や請求内容を確認する
* 不審な通知は公式窓口へ問い合わせる
* パスキーや多要素認証を利用する
といった基本的な対策が重要です。
フィッシング件数は減少傾向となりましたが、攻撃者はより巧妙な誘導手法を取り入れています。「急いで支払ってください」という通知ほど、一度立ち止まって確認することが被害防止につながります。

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