オレオレ詐欺
オレオレ詐欺は、息子や孫等を装い、事件や事故に対する示談金等を名目に現金が至急必要であると信じ込ませて、被害者に現金を振込ませるのがよくある手口です。最初の電話で「風邪をひいた」などと言って、声が違うことを不自然に思われないようにし「携帯をなくしたから番号が変わった」と言って電話番号が変わったと思い込むように仕向ける。
このように犯人は巧妙に、被害者に息子からの連絡と思い込ませるための準備をしている。また、被害者がATM等に行った際に、金融機関の窓口で詐欺被害防止のための確認等をすることを犯人側は知っているので、通話の中でそれに回答するための指示を出すので注意しなければならない。
このような犯罪には騙されないと思ってしまうかもしれないが、会話の中でお金が必要という話になったら、一旦電話を切り、教えられた電話番号等ではなく以前から知っている連絡方法で家族と連絡することが被害にあわないために重要である。このような時のために、家族での連絡方法や確認方法をあらかじめ話しておくことが被害防止に繋がる。金融機関では、ATM利用者への声かけや取引モニタリング等によって被害の防止に努めているが、犯罪の手口は巧妙化している。これらに対応すべく利用者のATMでの操作やインターネットバンキングでの操作についてAIを用いて分析し被害の防止に努める研究も進んできている。これらの技術が早期に効果を発揮し、効果が発表され業界としての取組として迅速に広まってほしい。
私も、不正に使われたインターネットバンキングの操作を分析したことがある。分析を深めていくと犯人の特徴を見つけられたことが多くある。金融機関をはじめとして様々な企業において、犯罪を防ぐための分析に注力してもらいたい。
<参考>
警察庁:特殊詐欺の手口-オレオレ詐欺
